2008年10月26日
株価下落の中、松井証券やカブドットが活況!
株価下落の中、松井証券やカブドットコムが活況!
金融危機と実体経済の負の連鎖が強まる中、東京市場の激震が収まらず、24日の日経平均株価は、バブル後最安値寸前まで急落、円相場も欧州市場で約13年ぶりの1ドル=90円台をつけた。
しかし、個人マネーは、逆の動きをている。
つまり、「ここが底値」と動き出した個人投資家が多いようだ。それは、松井証券や、カブドットコムの活況ぶりに現れている。
たとえば、松井証券には、この日だけで772件の口座開設の申し込みが殺到し、10月の1日当たりの新規口座開設申込件数は9月の2.5倍で、月末までに1万件に達する勢いのようだ。
また、カブドットコム証券も1日当たり約定代金は8月を底に反転し、10月は約450億円で推移。
将来の円安を期待した外国為替証拠金取引(FX)も伸びており、委託手数料は8月は6000万円だったが、今月は1億1000万円に到達したようだ。
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金融危機と実体経済の負の連鎖が強まる中、東京市場の激震が収まらない。24日の日経平均株価は、バブル後最安値寸前まで急落、円相場も欧州市場で約13年ぶりの1ドル=90円台をつけた。東証1部上場企業の2009年3月期は7期ぶりの減益が濃厚で、バブル崩壊を乗り越えて戦後最長の景気回復を導いた小泉内閣以降の“貯金”は吹っ飛んだ格好だ。そんな中、「ここが底値」と動き出した個人投資家が壊滅寸前の市場を支えているが、経済の不透明感はぬぐえず、マーケットは瀬戸際だ。
◆「口座開設」殺到
日経平均が一時1000円以上暴落し、大和(やまと)生命が破綻(はたん)するなど、欧米発の金融危機が日本に本格的に波及した今月10日。松井証券にはこの日だけで772件の口座開設の申し込みが殺到した。10月の1日当たりの新規口座開設申込件数は9月の2.5倍で、月末までに1万件に達する勢いだ。広報・IR担当の治部樹(じぶたちき)リーダーは「底入れが近いと考える人が増えている。短期的な売買を繰り返すデイトレーダーが多かったが、新規顧客の中心は30〜50代の会社員」と客層の変化も指摘する。
カブドットコム証券も1日当たり約定代金は8月を底に反転し、10月は約450億円で推移。なかには、1日で億円単位のキャッシュを投じる“猛者”もいるという。将来の円安を期待した外国為替証拠金取引(FX)も伸びており、委託手数料は8月は6000万円だったが、今月は1億1000万円に到達した。
久しぶりにオンライン取引を行う“再開組”も目立つ。楽天証券では、1年以上取引のなかった顧客が取引を再開した割合は通常の3倍に上っている。
取引内容にも変化が出てきた。目立つのが、値動きの激しさを逆手に取った投資手法だ。松井では、FXでドルやユーロを買ったその日のうちに売って差益を確保する顧客が増えた。カブドットコムでは、日経平均に連動する投資信託に大口の買いが戻り、一定の期日にあらかじめ決められた価格で商品を売買する権利を取引するオプション取引が増えているという。
先物取引でも日経平均連動型商品は人気だ。SBI証券では、17日現在の1日当たり平均注文件数が5月の1.3倍で過去最高を記録。経営企画室の緒方剛史氏は「相場の動きが激しいほど、投資家にとって魅力的な商品」と分析している。
東京証券取引所によると、10月第3週の3市場(東京、大阪、名古屋)は外国人が売り越した一方、個人は4週連続買い越した。マネックス証券の福井エリサ広報担当は「日米欧の金融安定化策で、市場に若干の安心感が出てきた」と話す。
◆慎重な取引を
ただ、既存の投資家には莫大(ばくだい)な含み損を抱えて身動きのとれなくなった個人が多いのも事実だ。カブドットコムの荒木利夫営業推進課長も「相場が急激に冷え込み、資産が尽きるほどに追いつめられた人もいる。指し値で取引する人も増えた」として、顧客が慎重な姿勢を強めていると指摘する。
金融危機の拡散で、金融機関や主要企業の業績が悪化。世界的な景気後退懸念が株安・円高を招く悪循環で、市場の低迷が長引けば、個人投資家もさじを投げる懸念はぬぐえない。
大和証券SMBCの西村由美グローバル・プロダクト企画部情報課次長は「ネット証券などで信用取引をしている投資家の中には、株価急落で追い証(追加証拠金)を求められる人も出てくるだろう。個人投資家は慎重に取引すべきだ」と警告している。(米沢文)
<引用:iza>
攻めか逃げか個人マネー 激震下 松井、カブドット活況
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/finance/189918/
金融危機と実体経済の負の連鎖が強まる中、東京市場の激震が収まらず、24日の日経平均株価は、バブル後最安値寸前まで急落、円相場も欧州市場で約13年ぶりの1ドル=90円台をつけた。
しかし、個人マネーは、逆の動きをている。
つまり、「ここが底値」と動き出した個人投資家が多いようだ。それは、松井証券や、カブドットコムの活況ぶりに現れている。
たとえば、松井証券には、この日だけで772件の口座開設の申し込みが殺到し、10月の1日当たりの新規口座開設申込件数は9月の2.5倍で、月末までに1万件に達する勢いのようだ。
また、カブドットコム証券も1日当たり約定代金は8月を底に反転し、10月は約450億円で推移。
将来の円安を期待した外国為替証拠金取引(FX)も伸びており、委託手数料は8月は6000万円だったが、今月は1億1000万円に到達したようだ。
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金融危機と実体経済の負の連鎖が強まる中、東京市場の激震が収まらない。24日の日経平均株価は、バブル後最安値寸前まで急落、円相場も欧州市場で約13年ぶりの1ドル=90円台をつけた。東証1部上場企業の2009年3月期は7期ぶりの減益が濃厚で、バブル崩壊を乗り越えて戦後最長の景気回復を導いた小泉内閣以降の“貯金”は吹っ飛んだ格好だ。そんな中、「ここが底値」と動き出した個人投資家が壊滅寸前の市場を支えているが、経済の不透明感はぬぐえず、マーケットは瀬戸際だ。
◆「口座開設」殺到
日経平均が一時1000円以上暴落し、大和(やまと)生命が破綻(はたん)するなど、欧米発の金融危機が日本に本格的に波及した今月10日。松井証券にはこの日だけで772件の口座開設の申し込みが殺到した。10月の1日当たりの新規口座開設申込件数は9月の2.5倍で、月末までに1万件に達する勢いだ。広報・IR担当の治部樹(じぶたちき)リーダーは「底入れが近いと考える人が増えている。短期的な売買を繰り返すデイトレーダーが多かったが、新規顧客の中心は30〜50代の会社員」と客層の変化も指摘する。
カブドットコム証券も1日当たり約定代金は8月を底に反転し、10月は約450億円で推移。なかには、1日で億円単位のキャッシュを投じる“猛者”もいるという。将来の円安を期待した外国為替証拠金取引(FX)も伸びており、委託手数料は8月は6000万円だったが、今月は1億1000万円に到達した。
久しぶりにオンライン取引を行う“再開組”も目立つ。楽天証券では、1年以上取引のなかった顧客が取引を再開した割合は通常の3倍に上っている。
取引内容にも変化が出てきた。目立つのが、値動きの激しさを逆手に取った投資手法だ。松井では、FXでドルやユーロを買ったその日のうちに売って差益を確保する顧客が増えた。カブドットコムでは、日経平均に連動する投資信託に大口の買いが戻り、一定の期日にあらかじめ決められた価格で商品を売買する権利を取引するオプション取引が増えているという。
先物取引でも日経平均連動型商品は人気だ。SBI証券では、17日現在の1日当たり平均注文件数が5月の1.3倍で過去最高を記録。経営企画室の緒方剛史氏は「相場の動きが激しいほど、投資家にとって魅力的な商品」と分析している。
東京証券取引所によると、10月第3週の3市場(東京、大阪、名古屋)は外国人が売り越した一方、個人は4週連続買い越した。マネックス証券の福井エリサ広報担当は「日米欧の金融安定化策で、市場に若干の安心感が出てきた」と話す。
◆慎重な取引を
ただ、既存の投資家には莫大(ばくだい)な含み損を抱えて身動きのとれなくなった個人が多いのも事実だ。カブドットコムの荒木利夫営業推進課長も「相場が急激に冷え込み、資産が尽きるほどに追いつめられた人もいる。指し値で取引する人も増えた」として、顧客が慎重な姿勢を強めていると指摘する。
金融危機の拡散で、金融機関や主要企業の業績が悪化。世界的な景気後退懸念が株安・円高を招く悪循環で、市場の低迷が長引けば、個人投資家もさじを投げる懸念はぬぐえない。
大和証券SMBCの西村由美グローバル・プロダクト企画部情報課次長は「ネット証券などで信用取引をしている投資家の中には、株価急落で追い証(追加証拠金)を求められる人も出てくるだろう。個人投資家は慎重に取引すべきだ」と警告している。(米沢文)
<引用:iza>
攻めか逃げか個人マネー 激震下 松井、カブドット活況
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/finance/189918/



