2008年05月12日
北京五輪水泳に最新競泳水着「レーザー・レーサー」以上の新素材水着が!
北京五輪水泳に最新競泳水着「レーザー・レーサー」以上の新素材水着が!
北京五輪を前に各社が苦しんでいる水着問題に関して、複合特殊素材メーカーの山本化学工業が、スピード社製より水の抵抗を減らしたハイテク素材を開発したそうです。
しかも、これを使った海外メーカーの水着が国際水連の認可を取ったため、ますます注目されるようになったそうですが、後は、時間との勝負。
30日の期限まで残された時間は3週間弱のため、試作品の仕上げだけでなく、実際に競技者に着用してもらった上での調整まで行うとなると、時間的にはかなり厳しい現状でもある。
ますます、気になる水泳陣だ。
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北京五輪の競技用「水着」が中国上陸を前に、水際で思わぬ誤算に苦しんでいる。英スピード社製の水着を使った選手が世界記録を連発している現実を直視した日本水泳連盟が、国内で製品提供契約を結んでいるミズノ、アシックス、デサントの3社に5月末までの抜本改善を要求。8月8日の開幕をにらみ3社ともスピード社製に比肩する製品開発で急ターンを試みている。北京を舞台にした日本メーカーのラストスパートに注目が集まる。
この問題は、日本選手が試験的にスピード社製の最新競泳水着「レーザー・レーサー」を着用したことから始まった。日本でライセンス契約を結ぶゴールドウィンによると、今年2月以降の世界新記録37のうち35までがレーザー・レーサー着用。日本選手の実験でも明らかなタイム差が出た。
日本代表選手は、日本水連とサプライヤー契約を結ぶ3社の水着着用が原則。しかし、選手側から北京五輪でのスピード社製水着の使用容認を求める声が高まり、水連は7日、「改良版の提出」を国内3メーカーに今月末までに求める異例の事態となった。
3社は事態の急展開に戸惑う。当初は「大幅な変更は(もはや)無理」と思えた。競泳水着の開発は、4年前のアテネ五輪の終了直後から行ってきたためだ。
例えば、ミズノはスピード社との40年来のライセンス契約を昨年5月末に解消、自社ブランドの競泳用水着「アクセルスーツ」で世界に打って出る矢先だった。
新製品は水との相性や人体メカニズムの研究を重ねて素材、パターン、縫製で試行錯誤を繰り返した「完成品」。スピード社製が水をはじく加工で縫い目を超音波でなくした無縫製に対し、ミズノは水になじむ素材で抵抗を減らし、動きやすさから縫い合わせパーツも増やした。契約選手の北島康介選手も、「着心地は最高。世界一の水着だと僕からも発信できるようがんばりたい」と語った。
他の2社も事情は同じ。アシックスは五輪向けに骨盤安定機能を備えたハイテク水着を開発、「機能的にはベストのものができあがった」(アシックス関係者)との自信作だった。
だが、メーカーも日本選手の活躍があってこその五輪商戦。さらにここで注目される動きも出てきた。
複合特殊素材メーカーの山本化学工業(大阪市)が、スピード社製より水の抵抗を減らしたハイテク素材を開発。これを使った海外メーカーの水着が国際水連の認可を取ったため、日本の3社は水連からの水着改良要請もあり、山本化学に素材提供を要請。同社も試作品に必要な約5平方メートル分の素材を無償提供した。山本社長は「日本の製造業が力を合わせれば、世界最高水準の水着が生み出せるはず」と応援する。
現時点で3社がこの素材を使うかどうかは未知数。デサントは「素材の一からの再開発は時間的に厳しいが、これまで完成した水着をベースに、別の素材を使うなどで付加価値を付けられるのでは」と可能性を模索する。アシックスも「何としても競技者に満足してもらえる水着を完成させたい」と、山本化学製素材の活用も含む複数の改良品の開発に着手している。
だが、30日の期限まで残された時間は3週間弱。試作品の仕上げだけでなく、実際に競技者に着用してもらった上での調整、日本水泳連盟への報告なども含めると残された時間はあまりに少ない。水連がスピード社製の使用を一転して認める可能性も排除できない。
世界最大のスポーツの祭典である五輪。スポーツメーカーも自社製品のデザインと性能をアピールする格好の場だが、思わぬ逆風を前に真価が問われそうだ。
<引用:iza>
五輪競泳陣の水着問題、国内メーカー新素材検討
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/manufacturer/144102/
北京五輪を前に各社が苦しんでいる水着問題に関して、複合特殊素材メーカーの山本化学工業が、スピード社製より水の抵抗を減らしたハイテク素材を開発したそうです。
しかも、これを使った海外メーカーの水着が国際水連の認可を取ったため、ますます注目されるようになったそうですが、後は、時間との勝負。
30日の期限まで残された時間は3週間弱のため、試作品の仕上げだけでなく、実際に競技者に着用してもらった上での調整まで行うとなると、時間的にはかなり厳しい現状でもある。
ますます、気になる水泳陣だ。
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北京五輪の競技用「水着」が中国上陸を前に、水際で思わぬ誤算に苦しんでいる。英スピード社製の水着を使った選手が世界記録を連発している現実を直視した日本水泳連盟が、国内で製品提供契約を結んでいるミズノ、アシックス、デサントの3社に5月末までの抜本改善を要求。8月8日の開幕をにらみ3社ともスピード社製に比肩する製品開発で急ターンを試みている。北京を舞台にした日本メーカーのラストスパートに注目が集まる。
この問題は、日本選手が試験的にスピード社製の最新競泳水着「レーザー・レーサー」を着用したことから始まった。日本でライセンス契約を結ぶゴールドウィンによると、今年2月以降の世界新記録37のうち35までがレーザー・レーサー着用。日本選手の実験でも明らかなタイム差が出た。
日本代表選手は、日本水連とサプライヤー契約を結ぶ3社の水着着用が原則。しかし、選手側から北京五輪でのスピード社製水着の使用容認を求める声が高まり、水連は7日、「改良版の提出」を国内3メーカーに今月末までに求める異例の事態となった。
3社は事態の急展開に戸惑う。当初は「大幅な変更は(もはや)無理」と思えた。競泳水着の開発は、4年前のアテネ五輪の終了直後から行ってきたためだ。
例えば、ミズノはスピード社との40年来のライセンス契約を昨年5月末に解消、自社ブランドの競泳用水着「アクセルスーツ」で世界に打って出る矢先だった。
新製品は水との相性や人体メカニズムの研究を重ねて素材、パターン、縫製で試行錯誤を繰り返した「完成品」。スピード社製が水をはじく加工で縫い目を超音波でなくした無縫製に対し、ミズノは水になじむ素材で抵抗を減らし、動きやすさから縫い合わせパーツも増やした。契約選手の北島康介選手も、「着心地は最高。世界一の水着だと僕からも発信できるようがんばりたい」と語った。
他の2社も事情は同じ。アシックスは五輪向けに骨盤安定機能を備えたハイテク水着を開発、「機能的にはベストのものができあがった」(アシックス関係者)との自信作だった。
だが、メーカーも日本選手の活躍があってこその五輪商戦。さらにここで注目される動きも出てきた。
複合特殊素材メーカーの山本化学工業(大阪市)が、スピード社製より水の抵抗を減らしたハイテク素材を開発。これを使った海外メーカーの水着が国際水連の認可を取ったため、日本の3社は水連からの水着改良要請もあり、山本化学に素材提供を要請。同社も試作品に必要な約5平方メートル分の素材を無償提供した。山本社長は「日本の製造業が力を合わせれば、世界最高水準の水着が生み出せるはず」と応援する。
現時点で3社がこの素材を使うかどうかは未知数。デサントは「素材の一からの再開発は時間的に厳しいが、これまで完成した水着をベースに、別の素材を使うなどで付加価値を付けられるのでは」と可能性を模索する。アシックスも「何としても競技者に満足してもらえる水着を完成させたい」と、山本化学製素材の活用も含む複数の改良品の開発に着手している。
だが、30日の期限まで残された時間は3週間弱。試作品の仕上げだけでなく、実際に競技者に着用してもらった上での調整、日本水泳連盟への報告なども含めると残された時間はあまりに少ない。水連がスピード社製の使用を一転して認める可能性も排除できない。
世界最大のスポーツの祭典である五輪。スポーツメーカーも自社製品のデザインと性能をアピールする格好の場だが、思わぬ逆風を前に真価が問われそうだ。
<引用:iza>
五輪競泳陣の水着問題、国内メーカー新素材検討
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/manufacturer/144102/



